テレビアニメやアニメ映画も放送され、バレーボール好きからも漫画好きからも愛される『ハイキュー!!』。そんな本作には主人公・日向翔陽と同じく低身長でありながら、高校トッププレイヤーとして活躍する選手がいます。それが、鴎台高校の星海光来です。
そこで本記事では星海のアツすぎる名言や大人になったその後、声優や最高到達点についても徹底解説していきます！
【ハイキュー!!】星海光来のプロフィール
| 学校 | 鴎台高校2年A組 |
| 身長 | 169.2cm→173.1cm（プロ入り後） |
| 体重 | 61.7kg→69.7kg（プロ入り後） |
| 最高到達点 | 342cm→351cm（プロ入り後） |
| 誕生日 | 4月16日 |
| ポジション | ウィングスパイカー→アウトサイドヒッター（プロ入り後） |
| 好物 | かっぱえびせん梅味 |
| 最近の悩み | 俺をナメる奴が減ってきた |
| 高校時代のステータス | パワー：3 バネ：5 スタミナ：5 頭脳：4 テクニック：5 スピード：4 |
| プロ入り後のステータス | パワー：4 バネ：5 スタミナ：5 頭脳：5 テクニック：5 スピード：5 |
『ハイキュー!!』に登場する星海光来は、鴎台高校のウィングスパイカーとして登場した人物です。逆立った髪にギョロっとした目が特徴的な選手で、身長が169.2cmながら最高到達点が高校時代で342cmに達する程の跳躍力を持っています。
兄弟の中で自分だけ身長が低い事から自分が弱い事をはじめから知っており、中学校3年間は控えでありながらすべてのプレーを努力で磨いてきた彼。
日向が憧れる「小さな巨人」の肩書きを現役で背負う、鴎台高校のエースです！
大人になったその後の星海はプロに？
鴎台高校を卒業した後の星海は、第一線で活躍するプロ選手になりました！
高校卒業後V.LEAGUE(バレーボールリーグ)の最上位リーグDivision1の強豪である、シュヴァイデンアドラーズに入団。高校時代のライバルである木兎や宮侑、影山などが所属するチームで、3年連続の優勝を果たしてます。
身長は高校時代の169.2cmから173.1cmに成長。ポジションも高校時代のWS(ウイングスパイカー)から、ＯＨ(アウトサイドヒッター)に変わりました。オールラウンダーとしての能力はさらに磨かれ背番号16番を背負い、攻守に秀でる「小さな巨人」としてレギュラーで大活躍しています。
そしてブラジル修行を経てBSBYブラックジャッカルに入団した日向と、春高で対戦した際に『おれはお前を待っている』と伝えてから6年。2人は待望の再戦を果たします。
最終的には東京オリンピックで日向、影山、牛若と共に日の丸を背負いアルゼンチン代表と対戦する所で物語が完結しました！
星海光来の活躍を振り返る
全日本ユース強化合宿
星海の初登場は、影山が参加した全日本ユース強化合宿です。全日本ユース強化合宿で低身長ながら、跳躍力に加え、すべてを高いレベルでこなす天才オールラウンダーとして登場します。
足の内側に力を入れ母指球で床を蹴る「ドンッ」の音と共にものすごい跳躍をし、ラインギリギリのアタックを決めて存在感を出していた彼。
自分のプレーを見ても驚かない影山に星海は「もっとビビれよ!驚けよ‼」と怒鳴りますが、影山は「ビビッてます。けど参考になります」と星海の実力を認めていました！
春高本戦
実は星海擁する鴎台高校は、日向1年時の烏野高校が最後に戦った相手です。
星海率いる鴎台高校は順調に3回戦まで突破し、準々決勝で日向、影山が所属する烏野高校と対戦します。2回戦、３回戦での日向のプレーを見て、実力を認めていた星海。彼は対戦前の日向に対して、『どっちが現在(いま)の小さな巨人か決めようぜ』と口にするほどの闘争心を燃やしていました。
鴎台は高校屈指のブロックチーム、対する烏野は高校屈指の攻撃力チーム。試合では序盤から星海、日向共にブロック上からアタックを決め、火花を散らします。一進一退の攻防が続き1ー1からの最終セットに突入。
しかし、ここでトラブルが発生します。14ー13で烏野リードの場面で、日向が発熱し退場してしまったのです。
最終的には手薄になった烏野高校に対して順調に得点を重ね、最後の得点を星海が決め鴎台が勝利。その後、烏野に勝利した鴎台は準決勝で敗れ、ベスト4進出で春高を終えました。
ブラックジャッカルvsアドラーズ
プロ入りした星海と日向は、ついにシュヴァイデンアドラーズとBSBYブラックジャッカルの一員として再戦を果たしました！
星海はより洗練された技術を、日向はブラジル修行で身につけた技術を発揮し、互いに負けじと活躍します。妖怪世代と呼ばれる他の選手達も影山を筆頭に成長した力をみせ、白熱した試合展開に。
最終的には日向が所属するブラックジャッカルが3－1で勝利し、2人の再戦は日向に軍配が挙がりました！
試合後の取材では日向のことを「凄いライバルが現れましたね」と聞かれ、「そうだけど、そうじゃない」「俺たちが共に世界を倒す」と返した星海。そして2人は、共に日本代表として戦うことになるのでした！
性格は負けず嫌いでめんどくさい！
プレーに関しては超一流の星海ですが、性格は一言でいうと負けず嫌いでめんどくさいです……。
「小柄ながら」「小さいのに」と言われることを嫌うのが特徴的。取材の際も星海よりも大柄な平均180センチ超えの相手チームについて聞かれ、「世界と比べれば180越えてたって小柄でしょう」と返し記者を困惑させる場面もあります。
低身長だからこそみくびられ、勝利のために慢心し油断されることを好みます。油断から相手の上をいくのが好きで、全日本ユース合宿では星海のプレーを見てビビッていない影山に対し、「もっとビビれよ」と絡むめんどくさい姿も描かれました。
また日向と初対面の際は「お前身長は？最高到達は？」と質問し自分の方が勝っているとわかり喜ぶなど、負けず嫌いな性格も特徴です。
星海光来のアツすぎる名言3選
小さな巨人と呼ばれる星海ですが、決して順風満帆なバレーボール人生を送ってきた訳ではありません。彼は小さい自分を受け入れ人一倍努力する事によって、天才と呼ばれるまでになったのです。
ここではそんな星海だからこそ生まれた、アツすぎる名言3選をご紹介します。
「小さい事はバレーボールに不利な要因であっても不能の要因ではない!!」
春高本戦の1回戦で勝利した直後、インタビューで相手が大きかったですがどうでしたか？と聞かれた際に発した言葉です。幼い頃からの身長へのコンプレックスがあり、凄いプレーをしても「小さいのに凄いね」と言われ続けてきた過去から「小さいのに」と言われる事を極端に嫌っている星海。
その言葉を跳ね返すために能力を努力で身につけ、小さい事は不能の要因ではないと体現してきた彼だからこそ、口にできる言葉です。
星海といえばこのセリフと言えるほどの名言ですね！
「俺が弱い事をとうの昔に知っている」
兄と比べて身長が低かったため、兄とは違うスポーツを選んだ星海。しかし、簡単にできるはずがないバレーのアタックを、兄は容易く出来てしまいます。
星海は幼少期から自分より大きくて強い兄に出会うことで、自分が弱いと知っていました。母の「小さくても強くなる方法はたくさんあるよ」という言葉を胸に、自分の弱さと向き合いながらも並々ならぬ努力を続けてきた彼。
空中を制する星海の口から出た、意外でありルーツにも感じる名言です！
「空中戦はこうやるんだぜ 190㎝の“新米チビ”の諸君」
高校を卒業し、プロ入り後の星海が口にしたセリフです。
アドラーズ、ジャッカル両チーム共にトップクラスの選手がいる中でも、星海のスパイク技術は頭一つ抜けています。「小さいこと」こそ星海の翼とまで言われる程に、空中戦では圧倒的な実力を身につけていました。
星海がブロックアウトを狙ったと気付いた相手の思惑を見抜き、強打に戻しスパイクを決める。この空中での高度なやりとりのあと、この言葉を身長の高い選手たちに発しました。
星海だからこそ言える、痺れる名言です！
星海光来の声優は花江夏樹
アニメ『ハイキュー!!』で星海光来の声を担当しているのは、数々のメインキャラを演じている人気声優の花江夏樹さんです！
オーディションで鳥海役を獲得した花江夏樹さんの代表作は、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や『東京喰種』の金木研役など。
星海は芯がありながらも子供っぽいキャラクターなので、芯がありながらも可愛らしい花江さんの声がとてもよくマッチしています！
【ハイキュー!!】星海光来は空中を制する小さな巨人
春高本戦で日向たち烏野の前に立ちはだかった星海は、まさしく小さな巨人と呼ばれるに相応しいプレイヤーでした。
逆境から上り詰めた彼には、かっこよすぎる名言も多数。星海の名言や活躍を、ぜひ漫画でチェックしてみてください！
